再現作品
- ホーム
- 再現作品
金沢美大入試問題 再現作品集
金沢美術工芸大学 視覚デザイン

丸田 哲平 (金沢高校 出身)
「 金美VD、受験で学んだこと 」
私は高2の秋ごろから 金美アトリエに入り、1年浪人をした後視覚デザインに合格することができました。ここで私が 金沢美大の受験を経て、学んだことを書いてみようと思います。
先ず、デッサンでは「手」を中心に描くので、様々な角度から見た 手 を描けるようにすることが大切だと思います。そうすれば構図のバリエーションも増えて、問題への対応力も付きます。
デッサンでは、先生からいつも言われた言葉…「構図」「形態」「明暗」「質感」の順に気を付けて描いていました。特に「構図」は 作品の善し悪しを大きく左右するので、視覚誘導と粗密・大小・重なりを意識して描いていました。
次に、色彩構成では「相手に伝わるアイデア」を一番大切に心がけていました。私は、先生から「色合いはいいけれど、何が言いたいのか わからない!」とよく言われていたのでそこが自分に一番足りていないところだと思い、本当に気を付けて描くようにしていました。
どんなに構図や配色が良くても 自分の言いたいことが相手に伝わらなくては、元も子もありません。なので、私は アイデア、構図、色彩、の順番で 気を付けて描いていました。
今まで、丁寧に、根気強く、指導していただいた、先生・講師の皆様…
本当にありがとうございました。
匿名希望
視覚デザイン 推薦入学合格作品

坂口 歩 (石川県立二水高校 出身
「 自分を信じて 」
私は高1の春から 金美アトリエに入りました。
しかし 部活動などもあり、本格的に受験に取り組み始めたのは3年になってからでした。出席が不定期でままならぬ時もありました。それでも広瀬先生は、スランプになった時も、受験で不安な時も、あきらめずに私を支えてくださいました。
私は色彩構成が苦手でしたが、先生や講師の方々が、「 自分らしさ 」を見つけてくださったおかげで、受験でも自分を信じて描くことができました。
「色彩構成」と言う難敵には、残念ながら突然に上達する特効薬も、どんな絵も最高の傑作になる魔法の絵の具も無いみたいです。どんなに辛くとも、自分を信じてしつこく頑張ってください。最後に、私が合格できたのは、私を支えてくれた沢山の方々のおかげです。
本当にありがとうございました。