再現作品

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金沢美大入試問題 再現作品集

金沢美術工芸大学 インダストリアルデザイン

玉本 駿斗 
(福井県立高志高等学校・出身)

「 努力 」

 私が現役合格できたのは金美アトリエのおかげと思っています。高校一年生の夏、金沢美大のオープンキャンパスに行き、「ここで学びたい!」と決め、部活をやめて地元の画塾に通い始めました。二年生の夏休みから金美アトリエの講習会にも通いました。アトリエは先生のお手本や直接指導、描いた後の講評がとてもよくて「本気で受かりたいなら、ここに通うしかない」と直感しました。三年生からは土日コースに毎週通い上達スピードが上がりました。特に立体粘土と色彩が自分でも上達していると実感を持てるようになりました。毎週色彩のモチーフを一つもらって家で一枚仕上げてくるという宿題を出してもらい、三年生からは描く量を一気に増やしました。土日にあった学校の模試を休んでアトリエに行っていたので、平日は自宅で後日受験をし、色彩も描き、本当に忙しい日々でしたが、双子の弟と一緒に頑張り切りました。

アトリエには金美大生の先輩が何人も来てくださり、「この調子でいけば受かるよ!」と言ってくださりとても不安な時期だったので励みになりました。とても感謝しています。

共通テスト直前の十二月からは勉強一本に絞り、これ以上はできないというほど勉強し、結果を出すことができました。

そして実技の入試本番では「今までで一番の出来」といえるほど、落ち着いて集中して作品を仕上げることができました。課題の積み重ねと努力に尽きる!が実感です。

広瀬先生と池田先生、工藤先生、一緒に戦った仲間たちに感謝です。

 

  • 実技試験(鉛筆デッサン)

    「折りたたみヘルメット」「プラスチックコンテナ」「木材」「ステンレスカップ」

    「タオル」を描きなさい。   

    試験時間5時間

     

     

  • 実技試験(色彩表現)

    モチーフ(T型カミソリ)の形の特徴を捉えて自由に構成し、美しく色彩表現しなさい。                

    試験時間3時間30分

  • 実技試験(立体表現)

    与えられた粘土をすべて使い、シンプルで美しい抽象形態で「躍動」を立体表現しなさい。

    試験時間3時間30分


金沢美術工芸大学 インダストリアルデザイン

玉本 風斗 

(福井県立高志高等学校・出身)

「 積み重ね 」
 私は、高校一年の冬からデッサンをはじめ、三年生になってから金美アトリエに通うようになりました。一年生の頃から金沢美大を目指し、現役で合格することができました。金美アトリエに通うようになってから、粘土と色彩を本格的に取り組み始めました。それまではほとんどやってこなかったので、アトリエで先輩の作品やネットでいろいろな作品を見て、参考にしながら自分なりに工夫改善、指導もたくさん受けました。作った作品は写真に残して、得意な部分や反省点をいつでも見返せるようにしておくと次に活かしやすいと思います。あまり上手くいかない時があっても、描いた枚数があるほどその積み重ねが自信につながると思っています。
一年間教えてくださった先生方本当にありがとうございました。

  • 実技試験(鉛筆デッサン) 

    試験時間5時間

  • 実技試験(色彩表現) 

    試験時間3時間30分

  • 実技試験(立体表現) 

    試験時間3時間


金沢美術工芸大学 インダストリアルデザイン

佐々木 英海 

 (福岡 西南学院高等学校・出身)

愛知県立芸術大学デザイン専攻合格

「 日々の中で 」
 画塾での生活というのは基本的に作品を作る、作品を比べる、意見を貰うといったサイクルの繰り返しです。作品を作るという過程はもちろんこの上なく大事なものですが、それ以上に他の人の作品と並んだ時に感じたことや、貰った意見を大事にして欲しいと思います。また作品に対する意見は家族や友人からもできるだけ多く貰ってください。色々な意見を貰った上でどう作品を変えていくのか、それを自分で決める力が大切です。受験の本番は正解を自分で決めないといけません。その時、その判断を信じることができるだけの成功体験や根拠があればスムーズに制作できるようになります。そんな制作過程を身に着ける日々を大事にしてください。インダストリアルデザイン専攻は共通テストも七割必要な上、実技は三科目もあります。構成デッサンや紙立体でもないので、他の大学に応用が利きにくいというのは、ただでさえ数の少ない美大受験においてハイリスクな訳ですが、その分特化型で強く戦えるということでもあります。
これから受験する方は大変なことも数多くあると思いますが、自分を信じて頑張ってください。

 

日々作品に向き合う中で、必ず道は開けると信じます。

  • 実技試験(デッサン) 

    試験時間5時間

  • 実技試験(色彩表現) 

    試験時間3時間30分

  • 実技試験(立体表現) 

    試験時間3時間30分


金沢美術工芸大学 日本画

今年度は、年間出席率70%以上の日本画受験生はいませんでした。

この作品は本校講師による参考作品です。

  • 着彩描写

  • 着彩写生


R6年度 金沢美術工芸大学入試問題再現作品集

今年度、金沢美術工芸大学入試 合格者の方々より、これから金沢美大を受験する皆様への

アドバイスや、メッセージと今年度入試問題の再現作品をいただきました。

出題の文章・モチーフ名などは、受験生の記憶によるものもあり、詳細については多少異なる処があるかと思いますのでご了承ください。

合格者の氏名、写真、コメントをいただいた作品、匿名希望の方、又合格者の都合で再現作品を完成できずに、エスキースをもとに講師が仕上げた作品も含まれています。


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