再現作品

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金沢美大入試問題 再現作品集

2018年度 再現作品


金沢美術工芸大学 視覚デザイン

■1次:デッサン
白麻ロープとステンレス文鎮に自分の手を加え、自由に構成し、デッサンしなさい。
(ロープの先のビニールはほどいても良い)

■2次:色彩構成 
与えられた「りんご」に、自分の好きなアルファベット一文字を加え、自由に色彩構成をしなさい。作品にはタイトルをつけること。
(配布されたりんご、そのものには加工をしないこと)

 


出口 遥菜

(石川県立金沢辰巳丘高校出身)

“一回一回の合評を大切に”
 私は、合評が終わったらそれで終了、ではなく、週に一度、自分の作品を振り返る機会を設けていました。振り返ることで先生に指摘して頂いた良いポイントと改善すべきポイントを改めて確認し、次の課題ではどのようにすればより良い作品が出来るか、常に考えながら制作に取り組む事が出来たと思います。
 また、周囲の人の作品もよく観察し、自分には無い発想や、面白い表現方法を見て刺激を受け、できるかぎり自分に取り込むようにしていました。自分の作品に感想をくれる友人たちに出会えて、本当に恵まれた環境だったと思います。
 金美アトリエでは多くの事を学ぶことが出来、充実した1年間を過ごすことが出来ました。教えて下さった先生、講師の方々そして友人には心から感謝しています。

  • 1次:デッサン

  • 2次:色彩構成

    タイトル:明るい笑顔が病みを照らす


田嶋 千寛

(京都市立銅駝美術工芸高校出身)

“講習会で腕試し!”
 普段は地元のアトリエで一人で対策していた僕は、力試しにと金美アトリエの夏期講習と直前講習に参加しました。連日大勢の生徒さんと合評を繰り返す怒涛の講習会!その中でも特に勉強になったのは先生方の詳しいアドバイスを交えながら、生徒各人各様の作品プレゼンを研究する時間です。金美入試は描いて終わりではなく、アイデアを口頭でアピールするまでが試験です。その具体的な参考例を知るためだけでも、受験生にとって講習会に訪れる価値はあると思います。知りたいことは先生方に積極的に聞きましょう。地方では知りえなかった情報から、試験がもっと面白くなるかもしれません。最後に、熱いご指導から宿泊場所の紹介までお世話になった広瀬先生、講師の方々、本当にありがとうございました。

  • 1次:デッサン

  • 2次:色彩構成

    タイトル:りんご300g


原嶋 妙英

(福井県立高志高等学校出身)

“浪人の1年間!”
 私は浪人の一年間を金美アトリエでお世話になりました。周りの友人から刺激を受け、広瀬先生や美大生講師の方々に自分の個性を見つけてもらい、両親に何度も励まし助けてもらいました。まずそのことに感謝し、お礼を言います。ありがとうございました。
 この浪人の一年間は私にとってとても意味のある時間だったと、強く感じています。視覚デザイン科の試験はデッサン、色彩構成ですが、多方面からの分野の刺激も大いに必要だと思います。それは工芸、建築、映像、文学など自分の心を揺さぶるようなものを見たり、触れたりすることです。面白いと感じる事が自分の一部になってくると思います。
  長時間行き詰まったら、一度後回しにしたり、遊んでみてください。悩んでいては何も解決しません。面白いと思ったことにぶつかり、彫り出して行くのは時間がかかるかもしれませんが、無駄なことはありません。貪欲に感じて、手を動かしてみて下さい。
  がんばれ!!!

  • 1次:デッサン

  • 2次:色彩構成

    タイトル:世紀の大発見!


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