再現作品
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金沢美大入試問題 再現作品集
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■1次選考 提出作品
● 鉛筆デッサン 「 おもいカメラ 」
想いの詰まったった重いカメラを中心に、瓶、ポット、観葉植物
等で構成し、特にカメラの重量感と正確な描写に気を配りました。 -
● 鉛筆デッサン 「 母のモンチッチ 」
ピエロの仮装姿のモンチッチと、アクリ棒に 自分の手を加えて
構成しデッサンしました。
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●油彩画(F50号) 「 大笑い 」
はじめて描いた油画の大作です。近所のおばあちゃんの笑顔を暖な色彩で表現しました。
この絵は2019年全国総文に石川県代表として出品され、日本文教出版の美術教科書に掲載予定です。 -
● 想作雑誌「 NotoNoto 」表紙デザイン
金美のZINE Projectに憧れ、能登の魅力を発信する雑誌の表紙をデザインしました。写真、イラスト、コピー等、
すべて自分で創作。誌名は、伸ばして読むと「のとのおと」とも読め、[noto]は英語で音符の意味なので、ロゴも、
音符をイメージして作りました。
金沢美術工芸大学 製品デザイン

坪内 大貴
(福井高校 出身)
「 一球入魂! 」
金沢美大へ進むことは 私にとって大きな意味を持ち、思い描いていた夢への大事な通過点でした。
合格をこの目で確かめた時、「全てはここに繋がっていたのか!」と確信しました。
度重なる傾向と対策。先生や金美生講師からのアドバイスの数々。様々な不安の中、このアトリエや高校、自宅で試行錯誤しながら描き上げた1枚1枚が、本番での糧になったのです。
これから金沢美大を受験される方へ。
可能性を信じ、時間をかけて自らを磨き上げる入試と言う経験は今後多くはないでしょう。特に金沢美大の入試は、自分の個性をダイレクトな形で大学にぶつけることができる独特なものです。だからこそ、先ずはミスを恐れず、自分の強みを1枚に凝縮できる方法を考えてみてください。
実力のある人の意見を素直に吸収し、1枚ごとに目標をたてて向き合えば成長はさらに加速するはずです。それから 良い師、良い仲間 に出合うここは大切だと思います。きっと良い結果を引き寄せ、そこから学んだことはその後の財産になるでしょう。
最後に、私を鍛えてくださった金美アトリエの先生や同志の皆さんに心から感謝します。本当にありがとうございました。
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■1次 : デッサン
・無印スタッキングスツール
・無印マウスウオッシュ390ml
・無印詰め替えボトル600ml
・コロナエキストラビール
・白いタオル
1つのモチーフを4人で、対面を避けるように距離を置き斜め方向から描けるように配慮して
有りました。 -
■2次:製品デザイン
家庭の食卓で使う、非接触型体温計をデザインしなさい。
金沢美術工芸大学 製品デザイン

小川 泰史
(宮崎県立佐土原高校 出身)
「 直前講習会受講で合格することができました。 」
私の住んでいる宮崎県には、美術系の予備校が無く、金沢美大の製品デザインを受験するに
当っては、高校の美術担当の先生の指導を受けながら 個人単位での対策をしてきました。
しかし、当方では、金沢美大の入試情報も少なく対策が難しいため、金美アトリエアトリの入試
直前講習会に参加しました。
短い期間でしたが 金美アトリエで、同じ志望校・同じ専攻科を目指す仲間たちと、入試対策に
取り組む環境が とても大きな力となりました。
同じ問題でお互いのプレゼンテーションを聞き、批評を受け、デザインの話をしたりして入試へ
のモチベーションを高く保つことができました。
また、アトリエでは金沢美大の合格作品や 色々な入試情報が充実していて、とても効果的に
入試対策をすることができました。
これから金沢美大を目指す人たちへ……。 特に遠方からの受験生の人たちへ……。
講習会をうまく使えれば大きな成果が期待できます。遠方だからと言ってあきらめずに頑張っ
てください。
製品デザイン 推薦入学合格作品

森島小妃瑛
(三重県立桑名高校 出身)
「 合格への道のり 」
私は高1から金沢美大のオープンキャンパスに参加し、高2のオープンキャンパスで実力の無さを痛感したと同時に、絶対にこの大学に入りたいと強く願いました。金沢美大生のアドバイスを受けその日の帰り道に初めて、この金美アトリエに来ました。美術系の勉強は中学の授業程度!遠方の三重県からのチャレンジ!体育系の部活でしかもキャプテン!高校は理数系専攻で美術の授業は無し!金沢美大合格の道のりは果てしなく遠いものでした。
高校の先生から「部活を続けていては現役合格は難しい!」と、はっきりとアドバイスをいただきましたが最後まで部活を続け、2浪覚悟の金美一択で受験をスタートしたのが高2の夏でした。週20時間デッサンの時間を確保することが精いっぱいの努力。金美アトリエの夏期・冬期等の講習会に参加して、それ以外は高校の美術の先生に見てもらいました。コロナウイルスが流行した事は、私にとって大きなチャンスでした。高校は休校で、より多くの時間をデッサンやデザインに使うことができました。2浪を覚悟した私が現役合格できたポイントは何か…。デッサンは頑張った時間だけ上達する。ただよく見て考えながら描き続けるということ。イバルの良いところを見つけて真似することもいいと思います。デザインでは誰のどんな問題を解決するデザインなのかどんなところを工夫したのかをしっかり考え理解することです。金美の募集要項は隅々まで読み、大学が求めているものは何かをしっかり考え理解することが大切だと思います。最後に、遠方から度々突然の受講も受け入れてご指導していただいた広瀬先生をはじめ、講師の方々、一緒に学んだ仲間のみんなに感謝します。ありがとうございました。