再現作品

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金沢美大入試問題 再現作品集

金沢美術工芸大学 視覚デザイン 合格

松田 菜生子さん

(北海道帯広柏葉高校 出身)

●金美アトリエだから学べたこと

 私は高校入学後、すぐに地元の画塾で3年間デッサンを習っていました。デッサンも色彩も枚数をこなせばこなす程、上達するものだと思います。大切な事は先生の話を素直に聞く事と、継続してどれだけ辛くても描き続ける事です。それができたなら確実に力は付きます。 ですが、金沢美大を受けるには私の地元で習うだけではとても不足に感じました。私は夏期講習会と直前講習会に参加しただけでも金美受験に当って十分過ぎる程、多くの事を学べました。他県の方は是非とも金沢のアトリエで習う事をおすすめします。金美で習わなくては手に入らない情報や入試のコツが有ります。

 私みたいな田舎に住んでいて金美受験を目指す人は、できるだけ長期休業を利用して講習会に参加すべきだと思います。直前講習では飛躍的な伸びを感じました。ラストスパートで自分でも信じられない位、伸びると思いますよ。絶対にあきらめないで頑張ってください。

  • 1次:鉛筆デザイン

    洗濯バサミと自分の顔で、喜怒哀楽の内、

    一つの感情を表現しなさい。

  • 2次:色彩構成

    あなたの興味のある話題の雑誌の表紙を

    描きなさい。タイトルのレイアウトも自由。


金沢美術工芸大学 製品デザイン 合格

北出 琢郎さん

(石川県立羽咋高校 出身)

●短期間でも集中すれば、やれる!

 私が金美アトリエに通い始めたのは、センター試験が終わって一週間後位からでした。その時までデッサンもした事が無く描き方すら知らない私に先生は、先ず今年の合格は無理だと言いました。当然の事でしょうが私はそれがくやしくて必死に集中して、一からデッサンの練習をしました。そして、何と!現役合格と言う、信じられない結果を得る事ができました。

 私が合格できたのは、初心者なので先生や美大生講師のアドバイスをすべて素直に吸収できたからだと思います。そのおかげで一枚毎に前の作品より確実に成長している事を実感できました。又、二次対策は普段から色々な製品をよく見て知っておく事です。私は試験前日にホームセンターで見た商品が参考になりました。最後に私が合格できたのはアトリエの先生方と家族の協力が有ったからこそと、深く感謝しています。

  • 1次:鉛筆デッサン

    片手でテープカッターを持ち、片手で5cmテープを

    引っぱり出しているところを描きなさい。

    又、テープカッターの台の部分を鏡面仕上げにしなさい。

  • 2次:製品のデザイン

    握力の弱い人でも、しめやすく、はずしやすい

    ドライバーをデザインしなさい。色々な方向から持つ事を

    考えること。


金沢美術工芸大学 環境デザイン 合格

石原 裕樹さん

(東京都都立雪谷高校 出身)

●受験は一瞬の勝負

 私は入試直前講習から金美アトリエで学びました。短い期間の中では自ずとやれる事は限られてきます。最初の一週間は基礎をもう一度固める事から始まりました。特にデッサンは基本的な形のとらえ方が出来ていないと良いデッサンにはならないですから。そうして基礎を固めつつ次は本番を想定したペース配分、仕上げの精度を上げて行く事に重点を置いて製作に取り組みました。しかし何よりも大事なのは妥協しない事!試験が終わる最後の一秒まで作品を良くする努力を怠らない事です。受験は日々の積み重ねが大事です。これ無くして本番で、いきなり素晴しい作品はできません。これから美大を目指す人には、とにかく楽しみながら、そして応援してくれる人や支えてくれる人の存在を忘れずに頑張って下さい。

 最後になりましたが、金美アトリエの先生方にはお世話になりました。

 本当にありがとうございました。

  • 1次:鉛筆デッサン

    黒い厚ボール紙の箱(CDケース):2個

    アルミの小バケツ・オレンジ色のカクメット

    青と白のボーダー模様のタオル

  • 2次:構成デザイン

    景色の良い場所にある高さ3mの崖の高低差を

    生かし、誰かが楽しめる空間をデザインしなさい。


金沢美術工芸大学 工芸科 合格

山下 穂乃佳さん

(石川県立金沢錦丘高校 出身)

●よく考えること!

 私は高校時代と浪人の一年間を金美アトリエで学びました。アトリエに通うまで絵はほとんど描いた事が無かったので、習い始めの頃は分からない事だらけでした。金美アトリエでは一人一人個人のレベルに合わせて苦手なモチーフを出してくれたり、自分のペースで制作進行できるので、分かるまで納得できるまでとことん描ききることができました。

 私は衝動的に絵を描くクセがあり、完成度にかなり波があって作品が不安定な状態が多かったのですが、それでも合格できたのは先生方の熱心な指導やアドバイスのおかげだと思います。一番よく言われた言葉は「よく考えてから描きなさい。」教えられた事を思い出し、よく考えて一つ一つ仕上げて行く事が大切だと思います。今まで私を支えてくれた皆様本当にありがとうございました。美大でも「よく考えて」制作します。

  • 1次:鉛筆デッサン

    手と軍手に想定で直方体と珠を加えて自由に構成し

    デッサンしなさい。想定物の材質は土と金属と木材とグラスの

    中から2種類を選び、個数・サイズは自由とする。

  • 2次:色彩表現

    与えられた素材(活さざえ・はさみ)を使って自由に色彩表現

    しなさい。作品にタイトルを付けること。

    タイトル ドキドキ


金沢美術工芸大学 工芸科 合格

山上 夏歩さん

(石川県立輪島高校 出身)

●背水の陣で駆け抜けた一年間

 私が初めて金美アトリエに行ったのは、高2の冬期講習会でした。高1の頃から、ほぼ独学でデッサン等はやっていましたが冬期講習に4日間参加しただけで、「私は今まで何をしていたんだろう。」と思う程格段に上達した事に驚きました。それで高3の春から金美アトリエに通う決心をしました。

 家が遠いので、土日コースに通い始めたものの、なかなか描くスピードが上がらず月に4~5枚しか完成できませんでした。描く枚数も少なく思うように上達できず、ずっと焦っていました。もっと早くに始めておけばと後悔したけれど、一年間しか無いのだと覚悟を決めて最後までやり抜いたからこそ現役合格できたのだと思います。特に直前講習会で毎日続けて何枚も描けた事が最後の伸びに繋がったのだと思います。私は金美アトリエで、諦めずに最後まで粘るとすごい力を引き出せると言う事を学びました。この事を、これからの大学生活でも生かしたいです。

  • 1次:鉛筆デッサン

    手と軍手に想定で直方体と珠を加えて自由に構成し

    デッサンしなさい。想定物の材質は、土と金属と木材とグラスの

    中から2種類を選び、個数・サイズは自由とする。

  • 2次:色彩表現

    与えられた素材(活さざえ・はさみ)を使って自由に色彩表現

    しなさい。作品にタイトルを付ける事。

    タイトル 倒れそうな家を支えるパパとボク


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